10月からスタートした浪江町の事業者の皆さんを支援する事業化支援プログラム「Sprout Program(新芽プログラム)」。
本プログラムの一環として、月に1回程度のペースで、起業に関する有益な情報を発信するトークセッションイベント「地方×起業」シリーズを提供していきます。
今回は本シリーズの第一弾!
11月21日に、「地方×起業 ~場所に捕らわれない地方起業メソッド~」を題材に、オンラインとリアルのハイブリッド形式で初開催しました。
以下の3名をゲストにお招きし、それぞれの立場・視点から、「地方×起業」について、思う存分語っていただきました。
【ご登壇者様】
※プロフィールの詳細は本ページ下部をご参照ください。
一般社団法人NoMAラボ 代表理事/
一般社団法人東の食の会 専務理事・福島県浜通り地域代表
高橋大就 さん
㈱陽と人 代表取締役社長
小林味愛 さん
浪江町役場 企画財政課定住推進係長
板倉芳樹 さん
【当日のトーク内容】
地方と繋がりを持ちながら起業する方法とそのメリットをご紹介!
社会課題解決に向けて取り組む3名の事例を交え、それぞれの“起業スタイル”と
“地方で事業を立上げる際の有効な手段”について探りました。
① 地方と関わりを持ちながら起業する方法ってどんなのがあるの?
② 「地方×起業! じゃあ、まず何する?」の1stステップ
③ 課題設定の精度を上げるためには!?
④ 地方におけるネットワークは、こうつくろう!
⑤ 持続可能な地方×起業
総計100名以上の方々にお申込みいただき、大変盛り上がりました。
リアル会場は、住友商事(ナミエシンカ運営元)が東京都大手町にて運営する会員制のオープンイノベーションラボ「MIRAI LAB PALETTE」で実施しました。
会場には30名程度の方々にご参加いただき、イベント終了後には登壇者との交流をお楽しみいただきました。
「地方×起業」シリーズは今後も月に1回ペースで実施していきます。
次回のイベントの情報は下記から!(12/20に実施!)
▼「地方×起業 ~データを活用した商品開発~」:詳細はこちら!
蔦屋書店・Tポイント・公共事業・TSTUTAYAなど、様々な事業を展開するCCCが、その視点と手法をお伝えします。
ぜひこちらもご参加いただけますと嬉しいです。
(ご参加には申込が必要です)
皆さんのご参加を心よりお待ちしております!
起業支援・事業化支援「Sprout Program(新芽プログラム)」
▼詳細はこちら!
「新芽プログラム」は、福島県浪江町において起業を検討する、またはすでに浪江町と関わりながら事業を展開する事業者の皆さんへ向けた支援プログラムです。
現在、事業者の販路開拓やプロモーションを目的として実施する「販路支援メニュー」の参加事業者を募集中です。
「販路支援メニュー」では、参加事業者の魅力ある商品(サービス)を、東京都内や政令市(大阪・福岡など)にある集客力のある商業施設に設けた専用ブースで展示(POPUP)します。
ご興味をお持ちいただいた方は下記までお問合せくださいませ。
起業支援・事業化支援事業「Sprout Program(新芽プログラム)」運営事務局
担当:西野/ 林
本イベントご登壇者様プロフィール
一般社団法人NoMAラボ 代表理事/一般社団法人東の食の会 専務理事・福島県浜通り地域代表
高橋大就 さん
1999年に外務省へ入省、日米安全保障や日米通商を担当。2008年にMcKinsey & Companyへ転職。
2011年、東日本大震災直後より東北で活動、同年6月に一般社団法人東の食の会を立ち上げ事務局代表に、同年8月にオイシックス株式会社海外事業部長(執行役員)に就任。東の食の会では、東北の食のプロデュースを行い、「サヴァ缶」や「アカモク」などのヒット商品や多くのヒーロー農家・漁師を生み出す。2020年、一般社団法人NoMAラボを設立、2021年より福島県浪江町へ移住し、まちづくりに携わる。
㈱陽と人 代表取締役社長
小林味愛 さん
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、衆議院調査局入局、経済産業省出向、株式会社日本総合研究所を経て、福島県国見町に株式会社陽と人設立。福島の地域資源を活かして地域と都市を繋ぐ様々な事業を展開。直近では、あんぽ柿の製造工程で廃棄される柿の皮を活用したデリケートゾーンケアブランド『明日わたしは柿の木にのぼる』を立ち上げ。第5回ジャパンメイドビューティアワード優秀賞受賞、サスティナブルコスメアワード2020シルバー賞及び審査員賞ダブル受賞等々、商品の販売に留まらず、企業や自治体で女性活躍のための研修など様々な活動を行う。2021年3月から復興庁「復興推進委員」も務める。福島放送「シェア」コメンテーター。子育てをしながら福島と立川の2拠点居住。
浪江町役場 企画財政課定住推進係長
板倉芳樹 さん
福島県双葉郡浪江町出身。
1982年浪江町室原地区の兼業農家に生まれ、2005年浪江町役場入庁。2011年東日本大震災及び原子力発電所事故で被災、浪江町の役場機能が移転した福島県二本松市の仮設役場では、避難指示区域への住民の一時立ち入りの体制整備、町の一部避難指示解除に向けた生活インフラの整備、地元事業者の事業再開支援等の業務に従事2017年3月の町の一部避難指示解除と同時に浪江町へ単身帰町。実家のある室原地区は帰還困難区域に指定されており、現在は避難先である福島市と浪江町の二拠点居住2022年から企画財政課定住推進係長として、町が掲げる「持続可能なまちづくり」に向け居住人口を増やす移住支援に関する施策を行いながら、全町避難により「人口ゼロ」となった町の山積する地域課題に対し、地元住民、地域事業者と協働して解消していける人材「ゼロ+1(プラスワン)」の関係・交流人口の獲得を目指している。