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【レポート】「多拠点居住のシェアライフ提案~日常に旅のある暮らしと働き~」

更新日:8月1日

10月からスタートした浪江町の事業者の皆さんを支援する事業化支援プログラム「Sprout Program(新芽プログラム)」。


本プログラムの一環として、月に1回程度のペースで、起業に関する有益な情報を発信するトークセッションイベント「地方×起業」シリーズを提供していきます。


今回は、本シリーズの第四弾!


2023年3月8日に、「多拠点居住のシェアライフ提案~日常に旅のある暮らしと働き~」を題材に、オンラインとリアルのハイブリッド形式で開催しました。


今回は他拠点居住のサブスクサービスを提供する㈱アドレス代表、佐別当さんがご登壇。日常と非日常が交じり合う暮らしの実現から、都心と地方で人口をシェアし、日本全国にコミュニティを築いていく次世代の地方創生の取組みについて、未来の“くらし”と“はたらき”の視点でお話いただきました。


【ご登壇者様】

※プロフィールの詳細は本ページ下部をご参照ください。


株式会社アドレス 代表取締役社長

佐別当 隆志氏


住友商事株式会社 MIRAI LAB PALETTE

鎌北 雛乃氏【聞き手】


■トークテーマ

  1. 人と地域の可能性を広げる分散型社会の実現

  2. 新しいライフスタイル/ADDressの思想と取組み

  3. 価値観や気分に合わせて選ぶ暮らしの場所

  4. ワーケーションってどんなもの?

  5. 全国おすすめの宿、地域セレクト5

  6. 企業人材(お勤めされている方)のアドレスの使われ方


■当日の録画

 ナミエシンカ メンバーの方は こちら

        メンバー以外は こちら

 

「ワーケーションという働き方、聞いたことはあるけど具体的には?」

「地元民との交流、ぶっちゃけできるものなのか?」


気になってるけど知るキッカケがなかった方へ、丁寧に、そして楽しくお話していただきました!


他の地域から訪れる人とその地域の人々とつなげる場を提供しているアドレスのサブスクサービス。利用者は会社員やフリーランスの方が多く、中にはこどもの県外進学をきっかけに旅をする方や、オンライン活動しているお坊さん(!)もいらっしゃるそうです。


地方と都市の両方で生活をすることで新しい人材交流を期待している人、将来の移住地探し、地方で起業を目指す人など、利用目的は様々。全国に拠点が増えれば、その分ライフスタイルの選択肢も増えますよね。


地域側は、増え続ける空き家問題や古民家の歴史を守りたい思いがあります。「家守」と呼ばれる地元の管理人にハブになってもらうことで空き家の有効活用や、地域に密着した人材交流が期待でき、都市部一極集中を分散できる課題解決にも繋がります。

 

昭和・平成の時代は現実的に一拠点でしか生活ができませんでした。


しかし、令和に入りリモートワークなどで働き方が多様化し働く場所や生活する拠点さえ、ライフスタイルの選択肢が広がったように思えます。ひとつの地域に縛られない社会の在り方や、憧れだった地方移住が身近な現実として選択できることが深く理解できた中身の濃い、あっという間の90分でした!!


リアル会場は、住友商事(ナミエシンカ運営元)が東京都大手町にて運営する会員制のオープンイノベーションラボ「MIRAI LAB PALETTE」。オンライン・リアル会場で約40名の方々にご参加いただき、イベント終了後には、登壇者との交流をお楽しみいただきました。


地方×起業」シリーズは今後も月に1回ペースで実施していきます。お楽しみに!


 

【ご紹介】ADDress×ふくしま『みにきて! ふくしま

 

【今回のイベントのご登壇者様プロフィール】

≫株式会社アドレス 代表取締役社長 佐別当隆志氏

2000年、株式会社ガイアックス入社。事業開発を経て、2016年、シェアリングエコノミーの普及・推進と共助社会を実現するため、シェアリングエコノミー協会を設立・事務局長に就任。2017年から内閣官房・総務省・経産省でシェアリングエコノミーに関する委員を務める。2018年に定額の多拠点移住サービスを展開する「株式会社アドレス」を設立、代表取締役社長に就任。2021年シェアリングエコノミー協会幹事に就任。


≫住友商事株式会社/MIRAI LAB PALETTE Community Manager 鎌北雛乃氏

Z世代のコミュニティマネージャー。学生の頃からジャンルを問わないコミュニティ活動に参画し、20歳の時に仲間と共に起業。まちづくりに自ら深く関わるため、人口7,000人の町に移住し、観光事業、情報発信事業、コンサルティング事業、コミュニティスペース運営などを行ってきた。2019年より住友商事が運営するオープン・イノベーション・ラボMIRAI LAB PALETTEにジョイン。現在、コミュニティマネージャーとして、メンバー同士のコミュニケーション活性化、マッチング、コミュニティ形成や活性化のためのプログラム企画・運営、PR活動などに挑戦中。


 

起業支援・事業化支援「Sprout Program(新芽プログラム)」


▼詳細はこちら

「新芽プログラム」は、福島県浪江町において起業を検討する、またはすでに浪江町と関わりながら事業を展開する事業者の皆さんへ向けた支援プログラムです。


23年度のプログラム内容については、4月以降にご案内予定です。


起業支援・事業化支援事業「Sprout Program(新芽プログラム)」運営事務局

担当:西野/ 林



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